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「教えられ上手」

 

学ぶ企業風土を創りあげていくためには、学ぶ側のモチベーションをいかに高め、維持するかは重要なポイントです。それと同じくらい重視されるべきなのが、教える側のやる気を引き出すことなのです。

受講者が講師の話に興味を持って、真剣に耳を傾けてくれると、教えていても気分がのってくるものです。人材育成内製化を推進するには、社内講師養成が欠かせません。「自分も講師をやってみたい」そんな人が一人でも多く現れるような状況を演出していきましょう。

教える側のモチベーションも重要

音楽や演劇、お笑いなどの舞台やライブは、毎回やることが同じように見えます。しかし、ステージごとに内容は違ってくることがよくあるそうです。舞台に立つ人は変わらなくても、客席のお客さまの大半は入れ替わっています。ノリが良く、真剣に観てくれるお客さまが多ければ、演じる方もいつも以上の実力を発揮します。逆に反応が小さいとやっている方としては楽しくありません。

研修も同じで、受講者の態度によって講師のモチベーションは大きく変化します。教えることを一所懸命吸収しようと、目を輝かせてくれれば「教え甲斐」があります。従業員が社内講師としてデビューするときは、「教えられ上手」な受講者を意図的に出席させるようにすれば、講師としてもやりやすくなります。講師を ”育成 ”する受講者を養成することにも力を注ぎましょう。

これから注目される貴重な能力

「教えられ上手」や「聞き上手」などの”受ける”能力はこれからますます重要視されてきます。人とのコミュニケーションはまず相手の話に関心をもって耳を傾けることから始まります。自分の話を真剣に聞いてくれる人には好意を抱きやすいのです。ビジネスで活用できるスキルですので、ぜひ従業員全員の習得のをおすすめします。

「教えられ上手」になるコツ

自分の行動に対して、何らかの反応があると人間うれしいものです。教える側からすれば、こんな受講者を歓迎してくれます。難しくはありません。即実践してみましょう。

     
  • ・あいさつに気持ちよく応えてくれる
  • ・うなづきながら、聞きいてくれる
  • ・よく笑ってくれる
  • ・表情、身振りなどを見ながら聞き入ってくれる
  • ・自分のリズム、テンポに同期してくれる
  • ・関心をもって聞いてくれる
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